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映画・新聞記事の紹介

映画の紹介

「Departure」

映画の紹介

沖縄を舞台にした映画「Departure」が11月10日から、那覇市の桜坂シネコン琉映で全国に先駆けて公開される。
すでに欧米やアジア各国の映画祭や劇場で上映され、関係者から反響を呼んでいる。
本作でニ作目となる中川陽介監督(40)は新進気鋭の若手監督。デビュー作「青い魚」(1996年)の撮影場所も沖縄で、「アジアを感じる街並みや生活がある」とほれ込んでいる。
「Departure」は99年「サンダンス・NHK国際映像作家賞」優秀賞、2001年ベルリン映画祭のヤングフィルムフォーラム正式招待作品。
那覇に住む一也、マサル、秀介の三人は同じ高校を卒業した悪友同士。
一也は東京の大学への進学が決まり、秀介もロンドン留学することに。旅立ちの前夜、三人は別れを告げた後、それぞれの最後の夜を過ごす…。青春のほろ苦い恋を描いている。
中川監督は「三人の青年が過ごす最後の夜。恋あり、けんかあり、どこか懐かしい感じのする訳ありの映画」と説明。
「沖縄は青い海、青い空のイメージがあるが、路地裏や生活を撮っているし、こんなふうな沖縄もあるということを見てほしい」と多くの来場を呼び掛けた(平成13年10月25日)。

沖縄タイムス10月25日付、夕刊記事より一部引用

余談

今年の春に関係者を集めての試写会がありましたが、弊社がお手伝いしたのは、三人が最後の夜を過ごす、HOTEL NANGOKUのネオン及びシート貼りです。
写真が無くて紹介できないのが残念ですが、映画ではアップで写るので是非、ご覧になって下さい。
又、映画の最後に協力会社という事で社名が出た時は、お手伝いして良かったなぁー\(^o^)/と思うとともに、中川監督の3作目もお手伝いできることがあれば、協力したいなぁー (∩.∩)と思っている今日比の頃です。

「ホテル・ハイビスカス」

映画の紹介

大ヒットした「ナビィの恋」に続く中江祐司監督の“県産映画”「ホテル・ハイビスカス」の試写会が5月22日、那覇市のリウボウホールであった。
県出身の仲宗根みい子さん原作の同名コミックを映画化したもので、家族経営のホテルを舞台にした小学3年生のウーマク(ワンパク)少女・美恵子の成長物語。
主人公、美恵子を演じるのは、沖縄本島3100名の応募の中から選ばれた蔵下穂波。けた外れな存在感でスクリーン狭しと跳ねまわる。
そんな美恵子をとりかこむのは、沖縄芸能界の大スター達。
同作品は、昨年11月に行われた第15回東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、ベルリン国際映画祭にも正式招待を受けた。
沖縄での上映は、7月1日からリウボウホールで。

「ホテル・ハイビスカス」の公式サイトはこちら

余談

弊社がお手伝いさせていただいたのは、ホテル外壁についているアカバナー(ハイビスカス)のネオンです。
ウークイ(お盆の行事)等、夜間のシーンで2〜3度ご覧になれます。
ホテル外観は外壁が色褪せた古めかしいイメージなので、美術監督と相談した結果、トランス(ネオン変圧器)他、取付資材も中古を使用し、高圧線もたるませる等、細部に配慮(通常は手抜き工事!?)を施しましたが、スクリーン上では殆ど分かりませんでした。(;^-^A
逆に新品の資機材を使用していたら、目立ちすぎて違和感があったと思います。
対照的に夜のシーンでは、暗闇の中でアカバナーの赤いネオンが外壁に映え、いい雰囲気を醸し出していました。
今回も、映画を通して改めて「ネオンによる訴求効果」を思い知らされた次第です。
ちなみに、ロケで使用したアカバナーネオン(直径が1m40cm位)は、捨てるに捨てられず、弊社で保管していますが、せっかくなので、弊社外壁に取付しようかと思っています。(平成15年6月3日)

新聞記事の紹介

みなさーん、今日見学するのは「ネオン」です。
夜の街を彩るネオン。居酒屋、パチンコ店、ホテルや映画館など夜間も営業する業種には欠かせない一品。
ネオンとは、高電圧をかけると放電して発色するネオンガスやアルゴンガスをガラス管に封じ込め、点灯させるもの。
1910年フランス人ジョルジュ・クラウドが発明。アメリカのショッピングセンターや外食産業で活躍し発展した。

宜野湾市にあるアートネオンクラブを訪れると、これまでに同社が作った宣伝用ネオンやアートネオンが店の内外にところ狭しと飾ってある。
ネオンの特徴は、文字や絵柄に合せて自由に曲げられる点と、色の豊富さにある。
その特徴を生かして、昼の表情とは違った夜の店の表情を演出することができる。
同社の神山貢代表取締役は「店を目立たせ、おもしろく、ドラマチックに見せることが私たちの仕事」と、店とお客さんとの懸け橋のような役目を自認している。

お客さんからの注文に合せて、コンピューターで型紙を作り、型紙に合せてガスバーナーで熱しながらガラス管を曲げていく。
管が変形しないように口で空気を送りながら慎重に行なう。
文字や絵になるように曲げたガラス管の両側に電極を取り付ける。
高電圧で不純物を気化させて、モーターで吸引して、真空状態にした後、ガスを注入。ガラス管を熱して口を閉じる。
不純物が残っていると発色が悪く、長持ちしないそう。光らせたくない部分には黒いペンキを塗り、完成。

透明のガラス管にネオンガスを入れると赤色、アルゴンガスを入れると青色。
特殊な管を使うとさまざまな色が出せるなど、ネオンの色はガラス管と注入するガスの組合せによって決まる。
同社で使っているのは、肉厚の米国製ガラス管。台風の多い沖縄でも耐えられる‘ガンジュー,ネオンなんでしょうね